アフィリエイトサイトの氾濫とユーザー離れの原因の推察

アフィリエイト

令和18日目です。

アフィリエイトの記事は最近、サイトだけではなく、ツイッターでもよく見かけるようになってきました。

ツイッターでは「プロモーション広告」として、タイムラインの途中に紛れ込んでいて、一見ツイートのように見えるのですが、どうみてもステマっぽい感じありありで、ツイッターの場合、下に「プロモーション」と表示されるのですぐにわかります。

特に目につくのは美容系の分野のプロモーション広告。これは広告主が営業実態のない場合はアフィリエイト広告で間違いないですね。

アフィリエイトの場はブログサイトだけではないことは今までに書いてきましたが、

昨今のブログサイトのアフィリエイト環境の悪化もあり、アフィリエイトの流れは確実にSNSへ流れてきているのがよくわかります。

アフィリエイトと大げさなステマの関連の結果からのユーザー離れ

アフィリエイトサイトの全盛期から衰退期へ

最近アフィリエイトでも特に問題になったのが、虚偽の表示によるユーザーの誘導に、タレント名を勝手に使って、あたかもそのタレントが絶賛してるかのような表示でユーザーを購入サイトへ誘導している例が問題となり話題となりました。

このことにより、アフィリエイト=怪しい といったユーザー印象はより大きくなってしまったことは否めないことだと思っています。

アフィリエイトがまだない時代というのは、よく雑誌の最後や途中に通販商品の怪しげな広告が紹介されてたものでした。

それがインターネットの普及により媒体が紙からサイトへと移行してきたのであって、さらにそこにアフィリエイトというシステムを使うようにして広告を爆発的に広めていった経緯があります。

そこにアフィリエイト対象の商品が多く生まれて、主にアフィリエイト報酬を出すことで広告費に当てるという企業も多く出てくるようになったのです。

テレビやラジオCMでかかる広告費よりもより安価で広告できるシステムがアフィリエイトの広告主としてアフィリエイトへ参入して市場は拡大してきました。

そこでアフィリエイターと呼ばれる人達が徐々に増えてきて、過剰なまでのサイト数になってしまい、そこで勝ち抜くには過剰な表現も使われるようになってきました。

アフィリエイターとしての勝ち組、負け組もはっきり分かれるジャンル

アフィリエイト市場が大きくなりアフィリエイターも爆発的に増えてきた頃、

副業から始めるものだったアフィリエイトがそのうち専業にしてまで稼ぐことができる人が出てきます。

専業アフィリエイターともなると、月7桁から8桁は稼ぐようになってる一方で、副業で始めてみても1円すら稼げない人もたくさん出てきます。

当然、後者のほうが多いんですけどね。

その格差はかなり開いてきたと思ってます。

アフィリエイトの場合だと、ある程度の知識や経験、人脈もある程度ないと難しいと言われいます。

そしてアフィリエイトに新規に参入してきた人は8割以上は成果も出せず撤退をしていく世界へとなっていきました。

その状態がアフィリエイト全盛期時代、つまりまだつい先日くらいなんですけど、グーグルアップデートや、Yahooのアフィリエイトサイトの規制といった厳しい状態になる前までが全盛期だと思っています。

それまでも何度もグーグルアップデートがあったりする度に「アフィリエイトは終わった」と言われ続けてきたのですが、いよいよ今回は現実味を帯びてきたようです。

でもまだ、即終了、というわけではなく、衰退期に入ったのではないかと考えています。

なぜこのような結果になってきたのか

原因としてはアフィリエイトに対して厳しくなった環境が1番ですよね。

上記でも書いたようにグーグルやYahooからの厳しい目と、

あと考えられるのはユーザーからのアフィリエイトに対する評価の変化が大きいとも言えます。

評価の変化とは当然良い評価ではなく、「印象の良くないもの」になってしまったことにほかなりません。

実際、ツイッターでのプロモーションアフィリ広告に対してのコメントは非常に厳しいコメントが寄せられてるものも多く見かけます。

たまに炎上に近いくらいの批判を浴びてる広告もあったりして。。。

この場合、炎上商法は全く効果はありません。悪化する一方であると思っています。

このようにユーザーはアフィリエイトに対する一種の偏見を持っている場合もありそうゆう人達から見るアフィリエイト広告はウンザリ以外の何物でもないのです。

なぜユーザーのアフィリエイト離れが進んできたのか

本来、アフィリエイトとはユーザーの知らない情報を噛み砕いて、丁寧にユーザーのメリットになるような商品の紹介の仕方をして売っていくものでした。

しかし、アフィリエイト市場が加熱しすぎた結果、ライバル争いが起きるくらいにサイトが増えすぎて、なんとか上位に食い込むためにいろいろなブラックな方法で上位にいくやり方も当たり前の世界となってました。

中には、冒頭でも書いたように虚偽の内容によってユーザーを誘導するといった方法や、誇大な表現、そして、アフィリサイトはみな同じような似たり寄ったりの構造だったりすることがあります。

中にはほんとうにユーザーの立場に立って正当な紹介によって商品の魅力を発信しているサイトもいっぱいあります。

酷いサイトだど、ほとんどコピペだけ、っていうのがあったりもしました。

ある商品で検索をすると、まず出てくるサイトはアフィリエイトのサイトが並んでる、なんて状況は珍しくなかったです。低品質なサイトですら、裏技的技術を使えば上位に掲載されたりも可能でした。

そういったサイトを見続けてきたユーザーは今、そうゆうサイトに対して、一種の見疲れたような状態に陥ってる要素があるんだと言えます。

「またアフィリサイトか・・・」

そんな声が聞こえてくるくらいに。

そんな人達はおそらくアフィリサイトだと分かった途端、そのサイトを閉じてしまうでしょうでしょう。

その結果、ユーザーにはアフィリサイト=怪しい(ステマ)だと認識されてしまうことになってしまいます。

今のままのアフィリエイトのスタイルでは今後尻すぼみになっていく

今のこの状態のまま、アフィリエイトの世界が続いていくとは思えません。

まず、グーグルや、Yahooによるアフィリエイトサイトの規制がさらに厳しくなっていくことでしょう。

そして、ユーザーの動きというものは常にグーグルには把握されています。

すぐに閉じられるサイト(滞在時間の短いサイト)はグーグルからの評価は下がり、そのために上位表示の機会を逸してしまうことになるのです。

そうなると、アフィリエイトは成り立たなくなっていくので、何かしらの改善など、今までしてこなかった方法を取り入れて、アクセスの確保をしなくてはならなくなってくる時期に来ているのは間違いないことでしょう。

まとめ

これは過去記事でも何度も書いてることですが、アフィリエイトはある種の過渡期を迎えているのは間違いなさそうです。

サイトブログだけではもう難しい状態だといえます。

こうやって考えると検索からの流入のみに頼る時代は終わりそうですね。

やはりSNSは積極的に利用していくほうへシフトしていかないとアクセスの流入は難しいと思います。

またSNSでの運営でも信頼を得てこそなので、そこも考えていかなくてはなりません。

ただフォロワーが多い、だけでは意味がありません。

このように、サイトブログ+SNSという組み合わせをうまく使って、活用できるようになれば、アフィリエイト自体は厳しいながらもまだまだ終わりだとは言えないと思います。

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